次の記述のうち、業務要件定義が曖昧なことが原因で起こり得る問題だけをすべて挙げたものはどれか。
| ア | 企画プロセスでシステム化構想がまとまらず、システム化の承認を得られない。 |
| イ | コーディングのミスによって、システムが意図したものと違う動作をする。 |
| ウ | システムの開発中に仕様変更による手戻りが発生する。 |
| エ | システムを受け入れるための適切なテストを設計できない。 |
| ア | a、b | イ | b、c | ウ | b、d | エ | c、d |
答え エ
【解説】
| ア | 企画プロセスは要件定義の前工程になるので、要件定義の曖昧さは関係ありません。(×) |
| イ | コーディングのミスはヒューマンエラーなので、要件定義の曖昧さとは関係のない問題です。(×) |
| ウ | システムの開発中に仕様変更による手戻りは、要件定義が曖昧なことで発生します。(〇) |
| エ | 要件定義が曖昧だと、システムを受け入れるために確認すべきことも曖昧になり、適切なテストを設計できません。(〇) |
【キーワード】
・要件定義
- 要件定義
システムやソフトウェアを開発するときに、開発依頼元が求める機能や性能を明確にし、開発依頼元と開発者間で合意することが目的です。
要件定義を作成するためには、システムの概要などが書かれた文書がインプットになる。
また、要件定義では現状の業務の調査をしっかりと行うことが必要である。
もっと、「要件定義」について調べてみよう。
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