あるシステムの今年度のMTBFは3,000時間、MTTRは1,000時間である。
翌年度はMTBFについて今年度の20%分の改善、MTTRについて今年度の10%分の改善を図ると、翌年度の稼働率は何%になるか。
答え エ
【解説】
MTBFとMTTRから稼働率を求める計算式は
稼働率 = MTBF÷(MTBF + MTTR)
であり、翌年度のMTBFは3,000時間の20%改善(増加)、MTTRは1,000時間の10%改善(削減)なので
稼働率 = 3,000時間×(1 + 0.2)÷(3,000時間×(1 + 0.2) + 1,000時間×(1 - 0.1)) = 3,600時間÷(3,600時間 + 900時間) = 3,600時間÷4,500時間 = 0.8 = 80%
(エ)になる。