オブジェクトストレージの記述として、最も適切なものはどれか。
ア |
更新頻度の少ない非構造型データの格納に適しており、大容量で拡張性のあるストレージ空間を仮想的に実現することができるのは、オブジェクトストレージです。(〇) |
イ |
高速のストレージ専用ネットワークを介して、複数のサーバからストレージを共有することによって、高速にデータを格納することができるのは、SAN(Storage Area Network)です。(×) |
ウ |
サーバごとに割り当てられた専用ストレージであり、容量が不足した時はストレージを追加することができるのは、シンプロビジョニング(thin provisioning)です。(×) |
エ |
複数のストレージを組み合わせることによって、仮想的な1台のストレージとして運用することができるのは、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)です。(×) |
答え ア
【解説】
ア |
更新頻度の少ない非構造型データの格納に適しており、大容量で拡張性のあるストレージ空間を仮想的に実現することができる。 |
イ |
高速のストレージ専用ネットワークを介して、複数のサーバからストレージを共有することによって、高速にデータを格納することができる。 |
ウ |
サーバごとに割り当てられた専用ストレージであり、容量が不足した時はストレージを追加することができる。 |
エ |
複数のストレージを組み合わせることによって、仮想的な1台のストレージとして運用することができる。 |
【キーワード】
・オブジェクトストレージ
【キーワードの解説】
- オブジェクトストレージ(object storage)
データをオブジェクトという単位で扱う記憶装置で、容量制限がないことやデータアクセスに関する利便性の高さから普及が進んでいます。
従来のファイル単位のストレージではフォルダを多用したディレクトリ構造でデータを格納しますが、ブジェクトストレージは階層構造を持たず、オブジェクトの保管場所となるに、フラットで依存関係の状態で各オブジェクトを保管し、オブジェクトIDと呼ばれる個別識別子を付与して、このIDでデータへのアクセスを行います。
もっと、「オブジェクトストレージ」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|