ビット誤り率が0.0001%の回線を使って、1,500バイトのパケットを10,000回送信するとき、誤りが含まれるパケットの個数の期待値はおよそ幾らか。
答え エ
【解説】
ビット誤り率が0.0001%の回線を使って、1,500バイトのパケットを10,000回送信したときの誤りの個数は
0.0001%×1,500バイト×8ビット/バイト×10,000回 = 120ビット
なので、誤りが含まれるパケットの個数の期待値は120個(エ)になる。
【キーワード】
・1ビット誤り
【キーワードの解説】
- 1ビット誤り
通信において、送信するデータの単位内で1ビットのデータが受信側に正しく伝送されないことです。
シリアル(RS-232Cなど)の調歩同期では、送信するデータの単位が1バイト(7ビットか8ビット)になりますし、イーサネットやUSBなどのブロック同期では送信するデータの単位が数十〜数千バイトになります。
1ビット誤りは発生頻度が高いため、誤り検出・誤り訂正を実施することが多いが、2ビット以上の誤りについては発生確率が非常に小さいため、検出は行うが、訂正を行うことは少ない。(訂正することはほとんどない。検出も行わない場合がある。パリティビットを使った誤り検出法では、2ビット誤りは検出できない。)
もっと、「1ビット誤り」について調べてみよう。
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