IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
ア |
演算処理のリソースを端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。 |
イ |
人体に装着して脈拍センサーなどで人体の状態を計測して解析を行う。 |
ウ |
ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって、全体として処理能力が高いコンピュータシステムを作る。 |
エ |
周りの環境から微小なエネルギーを収穫して、電力に変換する。 |
答え ア
【解説】
ア |
演算処理のリソースを端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行うのは、エッジコンピューティングです。(〇) |
イ |
人体に装着して脈拍センサーなどで人体の状態を計測して解析を行うのは、スマートセンシング(smart sensing)です。(×) |
ウ |
ネットワークを介して複数のコンピュータを結ぶことによって、全体として処理能力が高いコンピュータシステムを作るのは、グリッドコンピューティング(grid computing)です。(×) |
エ |
周りの環境から微小なエネルギーを収穫して、電力に変換するのは、エネルギーハーべスティング(energy harvesting)です。(×) |
【キーワード】
・エッジコンピューティング
【キーワードの解説】
- エッジコンピューティング(edge computing)
利用者の近くにサーバを分散させて配置し、物理的な距離を短縮することで通信遅延を短縮する技術です。
ここで、使用されるサーバをエッジサーバと呼びますが、利用者の近傍に配置されるということ以外の特徴はありません。
もっと、「エッジコンピューティング」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|