分析対象としている問題に数多くの要因が関係し、それらが相互に絡み合っているとき、原因と結果、目的と手段といった関係を追求していくことによって、因果関係を明らかにし、解決の糸口をつかむための図はどれか。
ア |
アローダイアグラム |
|
イ |
パレート図 |
ウ |
マトリックス図 |
|
エ |
連関図 |
答え エ
【解説
ア |
アローダイアグラム(arrow diagram)は、作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理で使用します。(×) |
イ |
パレート図は、不良品などについて、発生原因ごとに分類し、発生原因を発生頻度の大きい順に並べて棒グラフにして、累積を折れ線グラフにした図です。(×) |
ウ |
マトリックス図は、要素間の相互関係を表現する図で、2つの異なる要素を行と列にあてはめて、要素間の関係を明らかにします。(×) |
エ |
連関図は、原因と結果、目的と手段といった関係を追求していくことによって、因果関係を明らかにし、解決の糸口をつかむために使用します。(〇) |
【キーワード】
・連関図
【キーワードの解説】
- 連関図
原因と結果や目的と手段などの関係が複雑でかつ絡み合っている場合、これらの相互関係を図解することによってわかりやすく表現します。
画面の中央に解決したい問題点(や目的)を書き、その周辺に1次要因、2次原因と配置して因果関係を矢線で表示し、さらに、原因間の関係についても矢線を引いていきます。
もっと、「連関図」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|