Linuxシステムにおいて、静的ライブラリと比較した場合の共有ライブラリの特徴はどれか。
ア |
実行可能ファイルのサイズが大きくなる。 |
イ |
実行時のメモリ使用効率が良い。 |
ウ |
ライブラリの修正後、それを利用するプログラムの再コンパイルが必要である。 |
エ |
リンク時のオーバヘッドが小さい。 |
答え イ
【解説】
ア |
実行可能ファイルのサイズは静的ライブラリと比べ大きくなることはありません。 |
イ |
主記憶上にロードしたライブラリを複数のプログラムから参照するのでメモリの使用効率が良くなる。 |
ウ |
共有ライブラリは動的ライブラリの一種なので、ライブラリを修正してもそれを利用するプログラムの再コンパイルは不要です。
なお、テストは行った方がいいです。 |
エ |
動的にライブラリが主記憶にロードされるためリンク時のオーバヘッドは大きくなります。 |
【キーワード】
・共有ライブラリ
【キーワードの解説】
- 共有ライブラリ(shared library)
ソフトウェアの一種で、複数のプログラムから共有される共通の関数で、主記憶上にロードされたライブラリが複数のプログラムから同時に参照可能な構造になっている。
もっと、「共有ライブラリ」について調べてみよう。
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