平成21年 秋期 応用情報技術者 午前 問17

2台のプリンターがあり、それぞれの稼働率が0.7と0.6である。
この2台のプリンターのいずれか一方が稼動していて、他方が故障している確率は幾らか。
ここで、2台のプリンターの稼動状態は独立であり、プリンター以外の要因は考慮しないものとする。

 ア  0.18  イ  0.28  ウ  0.42  エ  0.46


答え エ


解説
プリンターA、Bのそれぞれの稼働率から

  • プリンターAが稼動していて、プリンターBが故障している確率は
     0.7×(1-0.6)=0.28 …(1)
  • プリンターAが故障していて、プリンターBが稼動している確率は
     (1-0.7)×0.6=0.18 …(2)
したがって、一方が稼動し、他方が故障している確率は
 (1)+(2)=0.28+0.18=0.46
(エ)である。


キーワード
・稼働率

キーワードの解説
  • 稼働率
    修理可能な機器や部品などが、ある特定の時間(瞬間)に機能を維持している確率(瞬間稼働率)、または規定の時間で機能を維持している確率(平均稼働率)のことです。
    値としては0〜1で、稼働率が1ならば故障している時間がないことになります。
    また、ある装置の稼動率をx とすると、その装置の故障率は(1-x )になります。

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