ITILにおいて、問題管理でエラーの根本原因を識別した後にRFCを出す対象となるプロセスはどれか。
ア |
インシデント管理 |
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イ |
可用性管理 |
ウ |
構成管理 |
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エ |
変更管理 |
答え エ
【解説】
ア |
インシデント管理は、停止や品質低下などの予期しない出来事を管理し、サービスへの影響を最低限にするように対策することです。 |
イ |
可用性管理は、必要なシステムとマンパワーに関する可用性を管理することです。 |
ウ |
構成管理は、構成管理情報(データベース)を管理することです。 |
エ |
変更管理は、問題管理でエラーの根本原因を識別した後にRFCを出す対象となるプロセスのことです。 |
【キーワード】
・ITIL
・RFC
【キーワードの解説】
- ITIL(IT Infrastructure Library)
イギリス政府が定めた、ITサービス(情報システム)の運用・管理業務についてのガイドラインのことです。
ITILではITサービスを、いつでもサービスが受けられるようにサポートする「サービスサポート」と、サービスを長期的に改善していく「サービスデリバリ」に分けて、さらにそれぞれを幾つかのプロセスに分割し模範事例が示されています。
- RFC(Request For Change、変更要求)
ITILで何らかの変更が必要となったとき、その要求を文書にまとめ管理者や作業に要求することです。
変更管理者は要求内容を検討し、実際に変更を行うかを承認者に伺い、変更が確実に行われることを管理します。
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