USBは、PCにハードディスク、プリンターなど様々な周辺機器を接続できるインタフェースである。
USB2.0に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
PC、USBハブ及び周辺機器側のコネクタ形状は1種類に統一されている。 |
イ |
PCと周辺機器の間のデータ転送速度は、幾つかのモードからPC利用者自らが設定できる。 |
ウ |
電力消費が少ない周辺機器では、電源に接続することなしにUSB接続するだけで電力供給を得ることができる。 |
エ |
パラレルインタフェースであるので、複数の周辺機器を接続しても、周辺機器ごとのデータ転送は遅くならない。 |
答え ウ
【解説】
ア |
PC(ホスト)側と周辺機器側でコネクタの形状が異なります。 |
イ |
データ転送速度を利用者が設定することはできません。
USB2.0のデータ転送速度には、1.5MbpsのLow-Speed、12MbpsのFull-Speed、480MbpsのHigh-Speedがあります。 |
ウ |
USBでは電圧5V、消費電流500mA以下であればホスト(PC)からUSB経由で電源を得ることが可能です。(バスパワー) |
エ |
シリアルインタフェースでツリー状に複数の周辺機器を接続するので、複数の周辺機器が同じケーブルを使って通信するため、接続する機器の台数でデータ転送速度は低下します。 |
【キーワード】
・USB
【キーワードの解説】
- USB(Universal Serial Bus)
Universal(汎用)の名前の通り、コンピュータのあらゆる周辺機器(キーボード、マウス、記憶装置、ディスプレイ、プリンターなど)を接続するためのインタフェースの規格です。
通信速度により、Low-Speed(LSモード、1.5Mbps)、Full-Speed(FSモード、12Mbps)、High-Speed(HSモード、480Mbps)の3種類がある。
すでに、USB3.0の規格もあり、Super-Speed(SSモード、5Gbps)のデータ転送速度があります。
もっと、「USB」について調べてみよう。
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