次の表定義において、“在庫”表の製品番号に定義された参照制約によって拒否される可能性のある操作はどれか。
ここで、実線は主キーを、破線は外部キーを表す。
在庫(在庫管理番号, 製品番号, 在庫量)
製品(製品番号, 製品名, 型, 単価)
ア |
“在庫”表の行削除 |
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イ |
“在庫”表の表削除 |
ウ |
“在庫”表への行追加 |
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エ |
“製品”表への行追加 |
答え ウ
【解説】
参照制約が発生するのは外部キーで他の表と連携している表に行を追加したときに外部キーの項目のデータが参照先にあるかどうかの場合と、他の表から外部キーで参照されている表のデータを削除したときに他の表が参照しているデータを削除するときです。
問題の“在庫”表と“製品”表では、“在庫”表が製品番号を外部キーとして“製品”表を参照しているので、“在庫”表への行追加(ウ)、“製品”表の行削除の操作で参照制約の問題が発生する可能性があります。
【キーワード】
・参照制約
【キーワードの解説】
- 参照制約
データベースで表のレコードの追加や削除、変更を行うときは、他の表との参照関係について確認する必要があります。
外部キーとして他の表のデータ項目を参照する場合、レコードの追加を行うときは、外部キーが存在することを確認する必要があります。
また、外部キーとして参照されている場合、削除や変更を行うときは、参照している表に不整合が発生しないようにする必要があります。
もっと、「参照制約」について調べてみよう。
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