導入を検討している機械について採算性の評価を行う。
評価は予想される費用と、期待される利益を対比する方法を用いる。
採算評価の期間は10年間であり、導入によって、毎年110万円の利益を得られる。
また、保守費用として毎年取得費用の1%が発生する。
この機械の取得費用が何万円未満であれば、採算が取れるか。
ア |
1,000 |
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イ |
1,100 |
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ウ |
1,111 |
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エ |
1,222 |
答え ア
【解説】
投資対効果の額(採算性)を求める式は
毎年の効果×使用期間 - (初期投資 + 毎年のメンテナンス費用×使用期間)
になるので、この機械の取得費用をx とすると、投資対効果の額は
110万円×10年 - (x + x ×1%×10年)
である。
この額がプラスであれば採算が取れているので取得費用x を求めると
110万円×10年 - (x + x ×1%×10年) ≥ 0
1.1x ≤ 1,100万円
x ≤ 1,000万円
(ア)になる。
【キーワード】
・費用対効果
【キーワードの解説】
- 費用対効果(採算性)
商品やサービスなどの価値が、満足度・機能などと見合っているかどうかのことです。
日本には同じ意味の用語として“コストパフォーマンス”(cost performance)がありますが、日本以外で使われることはほとんどありません。
もっと、「費用対効果」について調べてみよう。
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