平成22年 春期 ITパスポート 問35

図のアローダイアグラムで、AからGに至る全体の作業日数に影響を与えないことを条件に、C→Fの作業の遅れは最大何日間まで許容できるか。

 ア  1  イ  2  ウ  3  エ  4


答え エ


解説
AからGの所要日数を求めると17日であり、F→Gが4日なのでFの位置には最悪でも13日目には達していないといけない。
また、Cの位置に最も遅く到達するのは3日目であり、C→Fには
 13日目 - 3日目 = 10日
かかっても全体の所要日数に影響がない。
C→Fにかかる日数は6日間なので、最大
 10日 - 6日 = 4日
(エ)の遅れまで許容できる。
赤い数字はその箇所に最悪でも到達していなければならない日数
緑の数字は他の作業が予定通りのときの、その作業の許容できる遅れの日数


キーワード
・アローダイアグラム

キーワードの解説
  • アローダイアグラム(arrow diagram)
    作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
    PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
    実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
    新QC七つ道具の一つです。

もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。

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