ある音をコンピュータのファイルにデータとして記録するとき、符号化ビット数を8ビットとしている。
符号化ビット数を16ビットに変更し、同じ音を同じサンプリング数で記録した時の説明として、適切なものはどれか。
| ア | 音の振幅をより細かく記録できる。 |
| イ | 記録時間が同じ場合、データ量は少なくなる。 |
| ウ | 記録したデータの加工に必要なCPUの負担は減る。 |
| エ | 記録できる周波数の上限が高くなる。 |
答え ア
【解説】
| ア | 符号化ビット数のデータ量を大きくすると、音の振幅をより細かく記録できます。 |
| イ | 符号化ビット数のデータ量を大きくすると、データ量は増えます。 |
| ウ | 符号化ビット数のデータ量を大きくすると、CPUの負担は増えます。 |
| エ | 符号化ビット数のデータ量を大きくしても、記録できる周波は同じです。 周波数の上限を上げるにはサンプリング周波数を高くする必要があります。 |
【キーワード】
・サンプリング
・量子化
- サンプリング(sampling、標本化)
一定時間ごとにデータを記録することです。
記録する時間間隔が短いほどもとのデータに忠実なデータの変化をとらえることができます。 - 量子化
アナログデータをデジタルデータに変換することです。変換後のデジタルデータのサイズを大きくする(とりうる範囲を大きくする)と、精度を上げることができます。
もっと、「量子化」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ