インデックス方式のうち、キー値を基に算出して格納位置を求めるとき、異なったキー値でも同一の算出結果となる可能性があるものはどれか。
ア |
B+木インデックス |
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イ |
転置インデックス |
ウ |
ハッシュインデックス |
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エ |
ビットマップインデックス |
答え ウ
【解説】
ア |
B+木インデックスは、木構造で格納する位置を決定するため、キー値から算出した格納位置は必ず異なったものになります。 |
イ |
転置インデックスは、各キー値の固有の番号を付与するので、キー値から算出した格納位置は必ず異なったものになります。 |
ウ |
ハッシュインデックスは、キー値に対しハッシュ関数で格納位置を算出するため、異なったキー値でもハッシュ関数の結果が同じ値になることがあります。 |
エ |
ビットマップインデックスは、キー値のとりうる値の範囲に対しビット列を用意し割当てを行うため、キー値から算出した格納位置は必ず異なったものになります。 |
【キーワード】
・ハッシュインデックス
【キーワードの解説】
- ハッシュインデックス
ハッシュ関数と呼ぶ計算式でキー値から格納位置を算出する方法です。
使用するハッシュ関数に決まりはありませんが、キー値の取りうる値についてユニークな結果になるものになることが条件となります。
異なったキー値にたいしハッシュ関数で算出した結果が同じだった場合も考慮して格納位置を決定するようにします。
もっと、「ハッシュインデックス」について調べてみよう。
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