平成22年 春期 システム監査技術者 午前II 問7

“システム管理基準”で定めている、運用業務におけるソフトウェア管理に該当するものはどれか。

 ア  プログラムからの出力情報の利用状況を記録し、定期的に分析する。
 イ  プログラムで用いるデータファイルへのアクセスをコントロールする。
 ウ  プログラムの違法コピーが発生しないよう教育する。
 エ  プログラムのテスト結果を記録し保管する。


答え ウ


解説

 ア  運用業務におけるデータ管理で行います。
 イ  運用業務におけるデータ管理で行います。
 ウ  運用業務におけるソフトウェア管理で行います。
 エ  開発業務におけるプログラミング管理で行います。


キーワード
・運用業務におけるソフトウェア管理

キーワードの解説
  • 運用業務におけるソフトウェア管理
    『システム管理基準』の「IV.運用業務」−「6.ソフトウェア管理」に9項目定められていてます。
    1. ソフトウェア管理ルールを定め、遵守すること。
    2. ソフトウェアへのアクセスコントロール及びモニタリングは、有効に機能すること。
    3. ソフトウェアの利用状況を記録し、定期的に分析すること。
    4. ソフトウェアのバックアップの範囲、方法及びタイミングは、業務内容及び処理形態を考慮して決定すること。
    5. ソフトウェアの授受は、ソフトウェア管理ルールに基づいて行うこと。
    6. ソフトウェアの保管、複写及び廃棄は、不正防止及び機密保護の対策を講じること。
    7. ソフトウェアに対するコンピュータウイルス対策を講じること。
    8. ソフトウェアの知的財産権を管理すること。
    9. フリーソフトウェアの利用に関し、組織体としての方針を明確にすること。

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