平成23年 春期 応用情報技術者 午前 問17

システムの稼働率を表す式はどれか。

 ア  (平均故障間隔 + 平均修理時間) / 平均修理時間
 イ  (平均故障間隔 - 平均修理時間) / 平均故障間隔
 ウ  平均故障間隔 / (平均故障間隔 + 平均修理時間)
 エ  平均修理時間 / (平均故障間隔 + 平均修理時間)


答え ウ


解説
システムが動作していてほしい時間は
 平均故障間隔 + 平均修理時間
であり、実際にシステムが動作している時間は
 平均故障間隔
なので、稼働率は
 平均故障間隔 / (平均故障間隔 + 平均修理時間)
(ウ)になります。


キーワード
・MTBF
・MTTR

キーワードの解説
  • MTBF(Mean Time Between Failure(s))
    平均故障間隔のことで、システムが動作を開始してから故障するまでの時間である。
    この時間が長いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。
  • MTTR(Mean Time To Recovery または Mean Time To Repair)
    平均修復時間のことで、システムが故障して停止したときに復旧して動作を開始するまでの時間である。
    この時間が短いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。

もっと、「MTBF」について調べてみよう。

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