平成23年 春期 応用情報技術者 午前 問53

パレート図の用途として、適切なものはどれか。

 ア  工程の状態や品質を時系列に表した図であり、工程が安定した状態にあるかどうかを判断するために用いる。
 イ  項目別に層別して出現頻度の大きさの順に並べるとともに累積和を示した図であり、主要な原因を識別するために用いる。
 ウ  二つの特性を横軸と縦軸にとり測定値を打点した図であり、それらの相関を判断するために用いる。
 エ  矢印付きの大枝の先端に特性を、中枝、小枝に要因を表した図であり、どれがどれに影響しているかを分析するために用いる。


答え イ


解説

 ア  管理図の記述です。
 イ  パレート図の記述です。
 ウ  散布図の記述です。
 エ  特性要因図(フィッシュボーンチャート)の記述です。


キーワード
・パレート図

キーワードの解説
  • パレート図
    QC七つ道具の1つで、品質問題の原因や状況を分類して大きい順に並べ、棒グラフで表して、累積を折れ線で表します。
    パレート図で分析することで、対策する不具合の優先順位を決めるのに使用します。
    グラフとしてはABC分析に似たものになります。

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