図で示したネットワーク構成において、アプリケーションサーバA上のDBMSのデーモンが異常終了したという事象とその理由を、監視サーバXで検知するのに有効な手段はどれか。

ア |
アプリケーションサーバAから監視用サーバXへのICMPあて先到達不能(Destination Unreachable)メッセージ |
イ |
アプリケーションサーバAから監視サーバXへのSNMPトラップ |
ウ |
監視サーバXからアプリケーションサーバAへのfinger |
エ |
監視サーバXからアプリケーションサーバAへのping |
答え イ
【解説】
ア |
ICMPあて先到達不能メッセージは、送信先(監視用サーバX)がネットワーク上に存在するか、ネットワークに問題ないかを確認するために使用します。 |
イ |
SNMPトラップは、アプリケーションサーバAが自身の情報を監視サーバXに送ります。 |
ウ |
fingerは、送信先のマシン(アプリケーションサーバA)の利用者情報を得るためのコマンドです。 |
エ |
pingは、送信先のマシン(アプリケーションサーバA)がネットワーク上に存在するかを確認するためのコマンドです。 |
【キーワード】
・デーモン
【キーワードの解説】
- デーモン(daemon)
UNIXなどのマルチタスクOSで、バックグラウンド(裏)で動作するプロセスのことです。
バックグラウンドで動作するとは、システム管理者を含め、ユーザーが直接制御することができないプロセスになります。
例としては、メールの送受信処理を行なうメール・デーモンがあります。
もっと、「デーモン」について調べてみよう。
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