ソフトウェアの分析・設計技法のうち、データ中心分析・設計技法の特徴はどれか。
ア |
機能の詳細化の過程で、モジュールの独立性が高くなるようにプログラムを分割していく。 |
イ |
システムの開発後の仕様変更は、データ構造や手続を局所的に変更したり追加したりすることによって、比較的容易に実現できる。 |
ウ |
対象業務領域のモデル化に当たって、情報資源のデータ構造に着目する。 |
エ |
プログラムが最も効率よくアクセスできるようにデータ構造を設計する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
構造化プログラムによるソフトウェア開発についての説明です。 |
イ |
データ中心設計分析・設計技法では、システムの仕様変更でデータ構造の変更は基本的に行いません。 |
ウ |
データ中心設計分析・設計技法の説明です。 |
エ |
データ中心設計分析・設計技法では、アクセス効率の良いデータ構造まで考慮しません。 |
【キーワード】
・データ中心分析・設計技法
【キーワードの解説】
- データ中心分析・設計技法
(データ中心設計、データ中心アプローチ、Data Oriented Approach、DOA)
システム化するデータの構造や流れに注目し、システム設計を行う技法で、組織が扱うデータを統一的なデータベースにまとめ、個々のシステム設計をシンプルなもので構成するという方法です。
従来の、業務の処理内容(プロセス)を中心にしたシステム開発と比べ、システム間のやり取りが容易になるという特徴があります。
もっと、「データ中心アプローチ」について調べてみよう。
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