コンピュータとスイッチングハブ(レイヤー2スイッチ)の間、又は2台のスイッチングハブの間を接続する複数の物理回線を論理的に1本の回線に束ねる技術はどれか。
ア |
スパニングツリー |
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イ |
ブリッジ |
ウ |
マルチホーミング |
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エ |
リンクアグリゲーション |
答え エ
【解説】
ア |
スパニングツリーは、ネットワークの接続にループがあった場合、データが永遠に循環してしまうようなことがないようする技術です。 |
イ |
ブリッジは、データリンク層(イーサネット)の情報(MACアドレス)を基にデータを中継する装置です。(スイッチングハブ、レイヤー2スイッチ) |
ウ |
マルチホーミングは、企業などでインターネットへ接続するときに、複数の経路(ISP)を使って接続することです。 |
エ |
リンクアグリゲーションは、複数の回線を仮想的にひとつの回線と見なすことで、通信速度および耐故障性を向上させる技術です。 |
【キーワード】
・スパニングツリー
・マルチホーミング
・リンクアグリゲーション
【キーワードの解説】
- スパニングツリー(spanning tree)
ネットワークの接続にループがあった場合、データが永遠に循環してしまうようなことがないように、一部の回線を通常時は予備として使用禁止にし、使用している回線に障害が発生したとき予備回線を動作させる技術です。
- マルチホーミング(multihoming)
企業などでインターネットへ接続するときに、複数の経路(ISP)を使って接続することです。障害への対応や回線速度などに有効です。(が、コスト的な問題であまり普及していない。)
- リンクアグリゲーション(link aggregation)
複数の回線を仮想的にひとつの回線と見なすことで、通信速度および耐故障性を向上させる技術です。
もっと、「リンクアグリゲーション」について調べてみよう。
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