UMLを用いて表した図のデータモデルの多重度の説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
社員が複数のプロジェクトに参画する場合は、全て同じ役割分担となる。 |
イ |
社員は、同じプロジェクトに異なる役割分担で参画することができる。 |
ウ |
社員は、一つ以上のプロジェクトに参画している。 |
エ |
社員は、複数の部門に所属することができる。 |
答え イ
【解説】
ア |
社員からプロジェクト内役割分担を見ると、間にプロジェクト参画があるが、多重度は多対多なので、社員が複数のプロジェクトに参画する場合は、全て同じ役割分担とは限りません。 |
イ |
社員からプロジェクトと社員からプロジェクト内役割分担を見ると、多重度は共に多対多なので、社員は、同じプロジェクトに異なる役割分担で参画することができます。 |
ウ |
社員からプロジェクト参画の多重度を見ると“0..*”なので、プロジェクト参画していない社員もいることがわかります。 |
エ |
社員から見て部門の多重度は1なので、社員は、複数の部門に所属することはできません。 |
【キーワード】
・UML
【キーワードの解説】
- UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)
オブジェクト指向のソフトウェアの設計を行うときに作成する、設計資料(図)の統一的な記法のことです。
UMLで定義されているプログラムの構造図には、クラス図、コンポーネント図、パッケージ図などがあり、プログラムの振る舞い図には、シーケンス図、ユースケース図、状態遷移図、コミュニケーション図などがあります。
もっと、「UML」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|