平成26年 秋期 応用情報技術者 午前 問48

回帰テスト(リグレッションテスト)の説明として、適切なものはどれか。

 ア  新規に作成したプログラムの各モジュールの誤りを検出するためのテストである。
 イ  プログラムを修正したことによって、想定外の影響が出ていないかどうかを確認するためのテストである。
 ウ  ホワイトボックステストに限定して、単体モジュールの誤りを検出するためのテストである。
 エ  毎回、テストケースとテストデータを、作り直して行うテストである。


答え イ


解説
回帰テスト(リグレッションテスト、退行テスト)は、プログラムを修正したことの影響で新たなバグ(不具合)が発生していないかを確認するテストです。
修正による影響の範囲が限定される場合を除いて、プログラム全体のテストを行います。


キーワード
・リグレッションテスト

キーワードの解説
  • リグレッションテスト(回帰テスト、退行テスト)
    ソフトウェアの変更により、予想外の影響がないかを確認するためのテストのこと。
    最も多い例は、不具合(バグ)の対策を行ったことで、新たな不具合が発生していないかを確認する。
    よくある例では、MS-Windowsのパッチ(Update)を行うことで、特定のアプリケーションが動作しなくなることがあるが、これがリグレッションである。

もっと、「リグレッションテスト」について調べてみよう。

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