平成28年 春期 基本情報技術者 午前 問56

ITサービスマネジメントにおけるインシデントの記録と問題の記録の関係についての記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  インシデントの分類とは異なる基準で問題を分類して記録する。
 イ  問題の記録1件は、必ずインシデントの記録1件と関連付けられる。
 ウ  問題の記録には、問題の記録の発端となったインシデントの相互参照情報を合める。
 エ  問題の記録の終了の際に既知の誤りが特定されていれば、問題の記録の発端となったインシデントの記録を削除する。


答え ウ


解説
ITサービスマネジメントにおけるインシデントは「サービスの中断又はサービス品質の低下を引き起こす、あるいは引き起こす場合がある、サービスの標準オペレーションに含まれていないあらゆるイベント」で、問題はインシデントが発生したことで起こるので、これらの記録は問題の記録には、問題の記録の発端となったインシデントの相互参照情報を合めす。(ウ)


キーワード
・ITサービスマネジメント

キーワードの解説
  • ITサービスマネジメント
    ITサービスを提供する企業などの組織が利用顧客のニーズに合致した適切なサービス提供を実現し、その運用の維持管理ならびに継続的改善を行っていくための活動のことです。
    ITサービスマネジメントを実行する為のベストプラクティスを文書化したものがITIL(Information Technology Infrastructure Library)です。

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