デザインレビュー方法に関数記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
インスペクションでは、絞られた問題事項に関して様々な角度からの分析を行うことができるので、対策を引き出しやすい。 |
イ |
ウォークスルーでは、運営を指揮するリーダーが、メンバーが作成したレビュー対象の資料・成果物を参加者に説明する。 |
ウ |
プロトタイプを採用する開発では、利用者が直接検証するプロトタイピングによってレビューを省略できる。 |
エ |
ラウンドロビンレビューでは、参加者の作業量を均一にすることによって、参加者の経験や知識レベルに影響されないようにする。 |
答え ア
【解説】
ア |
インスペクションでは、絞られた問題事項に関して様々な角度からの分析を行うことができるので、対策を引き出しやすいです。 |
イ |
ウォークスルーでは、メンバーが作成したレビュー対象の資料・成果物を参加者に順に説明します。 |
ウ |
プロトタイプを採用する開発では、利用者が直接検証するプロトタイピングを使ってレビューを行います。 |
エ |
ラウンドロビンレビューでは、参加者全員が順々に発言するように仕組んだ方法であり、参加者の当事者意識を高めることができます。 |
【キーワード】
・デザインレビュー
【キーワードの解説】
- デザインレビュー(Design Review、DR)
設計の節目に成果物(設計書、ソースプログラム、テスト結果報告書、試作機など)が、本来の目的(要求)と合っているか、曖昧なところや問題(課題)がないかを洗い出すための討議のことです。
デザインレビューには進め方がいくつかあり、代表的なものとしては
- ウォークスルー
レビュー対象物への入力を仮定して、その結果がどうなるべきなのかをシミュレーションする方法
- インスペクション
進行役である管理者(モデレータ)を設置し、管理者が参加者の役割を決めたり、レビューポイントを絞り込んだりして、レビュー効率を上げる方法。
- ラウンドロビン
参加者全員が順々に発言するように仕組んだ方法であり、参加しているにも関わらず一言も発言しない者を出さないようにするための方法。
です。
もっと、「デザインレビュー」について調べてみよう。
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