平成29年 秋期 ITパスポート 問30

次に挙げるソフトウェアライフサイクルの主なプロセスのうち、開発するシステムの機能に関して利害関係者の合意が必要なプロセスはどれか。

 ア  企画  イ  要件定義  ウ  開発  エ  保守・運用


答え イ


解説
ITシステムの開発をソフトウェアライフサイクルプロセスに沿って行うとき、開発側と顧客など利害関係者が合意しないといけないのは開発するITシステムの機能を決定する要件定義(イ)になります。
要件定義の結果の合意がないと開発したITシステムが期待したものにならず、開発後のトラブルの原因になります。


キーワード
・ソフトウェアライフサイクルプロセス

キーワードの解説
  • ソフトウェアライフサイクルプロセス(software life cycle process、SLCP、共通フレーム)
    ソフトウェアの開発において、発注者側(顧客)と受注者側(開発者)の間で、役割分担、開発内容、責任範囲などについて誤解が生じないように、両者の間で用語を共有化するためのガイドラインです。
    従来の共通フレーム98が改定され、共通フレーム2007になり超上流プロセスの可視化や信頼性ガイドライン要素が追加されています。

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