平成29年 秋期 基本情報技術者 午前 問24

次の方式によって求められるチェックデジットを付加した結果はどれか。
ここで、データを7394、重み付け定数を1234、基数を11とする。

[方式]  
 (1)  データと重み付け定数の、対応する桁ごとの積を求め、それらの和を求める。
 (2)  和を基数で割って、余りを求める。
 (3)  基数から余りを減じ、その結果の1の位をチェックデジットとしてデータの末尾に付加する。

 ア  73940  イ  73941  ウ  73944  エ  73947


答え ア


解説
方式の通りにチェックデジットを求めると (1)7×1 + 3×2 + 9×3 + 4×4 = 56 (2)56÷11 = 5 余り 1 (3)11 - 1 = 10 でチェックデジットは1の位なので0になり、データに付加すると73940(ア)になる。


キーワード
・チェックデジット

キーワードの解説
  • チェックデジット(チェックデジット)
    チェックデジットは検査文字とも呼び、データに検査用の文字(チェックデジット)を付加し、チェックデジットを付加したものをデータとして扱う。
    通信のパリティビットやCRCなどもチェックデジットの一種。
    チェックデジットの例としては、バーコード、運転免許証の番号、クレジットカードの番号などで使われている。

もっと、「チェックデジット」について調べてみよう。

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