平成29年 秋期 基本情報技術者 午前 問78

表から、期末在庫品を先入先出法で評価した場合の在庫評価額は何千円か。

適用 数量(個) 単価(千円)
期首在庫 10 10
仕入 4月 1 11
6月 2 12
7月 3 13
9月 4 14
期末在庫 12

 ア  132  イ  138  ウ  150  エ  168


答え ウ


解説
期首在庫が10個で期中の仕入れ個数の合計が10個で期末在庫が12個なので、期中に8個庫出していて先入先出なので、庫出したのは期首在庫の10千円が8個になり、期末時の在庫評価額は
 10千円×2個 + 11千円×1個 + 12千円×2個 + 13千円×3個 + 14千円×4個
 = 150千円
(ウ)である。


キーワード
・在庫管理

キーワードの解説
  • 在庫管理
    企業において適正な在庫を持つことは重要であり、在庫に過不足があると以下のような問題がある。
    • 製品在庫が不足すると、品薄になり機会損失が発生する。
    • 原材料の在庫不足により、製造の停止が発生する。
    • 製品在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生し、売れ残りを避けるための価格の低下が発生する。(在庫一掃セール)
    • 原材料の在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生したり、余分な材料の破棄が行なわれ、調達コストが高くなる。

もっと、「在庫管理」について調べてみよう。

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