IoTでの活用が検討されているLPWA(Low Power, Wide Area)の特徴として、適切なものはどれか。
ア
2選だけで接続されるシリアル有線通信であり、同じ基板上の回路及びLSIの間の通信に適している。
イ
60GHz帯を使う近距離無線通信であり、4K、8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適している。
ウ
電力線を通信に使う通信技術であり、スマートメーターの自動検針などに適している。
エ
バッテリ消費量が少なく、一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサーが同時につながるネットワークに適している。
答え エ
【解説 】
ア
2選だけで接続されるシリアル有線通信であり、同じ基板上の回路及びLSIの間の通信に適しているのは、SerDes(SERializer/DESerializer)です。
イ
60GHz帯を使う近距離無線通信であり、4K、8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適しているのは、WiGig(Wireless Gigabit)です。
ウ
電力線を通信に使う通信技術であり、スマートメーターの自動検針などに適しているのは、PLC(Power Line Communication、電力線搬送通信)です。
エ
バッテリ消費量が少なく、一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサーが同時につながるネットワークに適しているのは、LPWAです。
【キーワード 】
・LPWA
【キーワードの解説 】
LPWA(Low Power, Wide Area)
少ない消費電力で、km単位の距離で通信できる無線通信技術の総称で、機器のバッテリー消費を抑えながら、データを収拾する基地局まで電波を届けることができるということで、特にIoT(Internet of the Things)向けなどに有用な技術になります。
もっと、「LPWA」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ