マルチプロセッサによる並列処理で得られる高速化率(単一プロセッサのときと比べた倍率)E を、次の式によって評価する。 r = 0.9のアプリケーションの高速化率がr = 0.3のものの3倍となるのは、プロセッサが何台のときか。 ここで、 n :プロセッサの台数(1≤n ) r :対象とする処理のうち、並列化が可能な部分の割合(0≤r ≤1) とし、並列化に伴うオーバヘッドは考慮しないものとする。
答え エ
【解説】 r = 0.9の高速化率E0.9の計算式は E0.9 = 1÷(1 - 0.9 + 0.9÷n ) であり、r = 0.3の高速化率E0.3の計算式は E0.3 = 1÷(1 - 0.3 + 0.3÷n ) となる。ここでr = 0.9の高速化率はr = 0.3の高速化率の3倍なので E0.9 = E0.3×3 であり、これからn を求めると n = 6台 (エ)である。
【キーワード】 ・マルチプロセッサ
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