ビッグデータの解析に利用されるニューラルネットワークに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
誤差伝播法(バックプロパゲーション)は、ニューラルネットワーク全体の重みを調整する手法であり、調整作業は入力層から出力層に向かって行われる。 |
イ |
サポートベクタマシンは機械学習に必要な機能を実現する装置のことであり、ニューラルネットワークで大量計算する際に利用される。 |
ウ |
深層学習(ディープラーニング)に用いられるニューラルネットワークは、入力層と出力層の間に複数の中間層をもつモデルが利用される。 |
エ |
中間層を増やしたニューラルネットワークによる訓練データを用いた学習は、訓練データ以外の未知のデータに対しても高精度な政界が導け、これを過学習(オーバフィッティング)という。 |
答え ウ
【解説】
ア |
誤差伝播法(バックプロパゲーション)は、機械学習においてニューラルネットワークを学習させる際に用いられるアルゴリズムです。 |
イ |
サポートベクタマシン(support vector machine、SVM)は、パターン識別用の教師あり機械学習方法です。 |
ウ |
深層学習(ディープラーニング)に用いられるニューラルネットワークは、入力層と出力層の間に複数の中間層をもつモデルが利用されます。 |
エ |
過学習(オーバフィッティング)は、機械学習を過剰に行ったため学習データには適合するけど、新たなデータを予測することができないモデルが出来てしまうことです。 |
【キーワード】
・ニューラルネットワーク
【キーワードの解説】
- ニューラルネットワーク(neural network)
脳機能に見られるいくつかの特性を計算機上のシミュレーションによって表現することを目指した数学モデルで、機械学習や深層学習(ディープラーニング)などを学ぶ際に知っておくべき基本的な仕組みとなっています。
もっと、「ニューラルネットワーク」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|