MDM(Mobile Device Management)の説明として、適切なものはどれか。
ア |
業務に使用するモバイル端末で扱う業務上のデータや文書ファイルなどを総合的に管理すること |
イ |
従業員が所有する私物モバイル端末を、会社の許可を得た上で持ち込み、業務で活用すること |
ウ |
犯罪捜査や法的紛争などにおいて、モバイル端末内の削除された通話履歴やファイルなどを復旧させ、証拠として保全すること |
エ |
モバイル端末の状況の監視、リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって、企業システムの管理者による適切な端末管理を実現すること |
答え エ
【解説】
ア |
業務に使用するモバイル端末で扱う業務上のデータや文書ファイルなどを総合的に管理するための「スマートフォン等の業務利用における情報セキュリティ対策の実施手順策定手引書」が内閣サイバーセキュリティセンタにより作成されています。 |
イ |
従業員が所有する私物モバイル端末を、会社の許可を得た上で持ち込み、業務で活用するのは、BYOD(Bring Your Own Device)です。 |
ウ |
犯罪捜査や法的紛争などにおいて、モバイル端末内の削除された通話履歴やファイルなどを復旧させ、証拠として保全するのは、デジタルフォレンジックス(digital forensics)です。 |
エ |
モバイル端末の状況の監視、リモートロックや遠隔データ削除ができるエージェントソフトの導入などによって、企業システムの管理者による適切な端末管理を実現するのは、MDMです。 |
【キーワード】
・MDM
【キーワードの解説】
- MDM(Mobile Device Management)
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンは、パソコンと同様に汎用性を持つことからパソコンと同じ様に、情報セキュリティの観点から管理を行う必要性が増してきたため、それを実現するソフトウェア製品や仕組みがMDMです。
もっと、「MDM」について調べてみよう。
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