ターボブーストとも呼ばれるコンピュータの処理性能向上技術に関する説明はどれか。
ア |
CPUと主記憶の間に配置して、主記憶の読み書きの遅さを補う。 |
イ |
CPUの許容発熱量や消費電力に余裕があるときに、コアの動作周波数を上げる。 |
ウ |
演算を行う核となる部分をCPU内部に複数持ち、複数の処理を同時に実行する。 |
エ |
複数のコンピュータのCPUを共有して、膨大な量の処理を分散して実行する。 |
答え イ
【解説】
ア |
CPUと主記憶の間に配置して、主記憶の読み書きの遅さを補うのは、キャッシュメモリです。 |
イ |
CPUの許容発熱量や消費電力に余裕があるときに、コアの動作周波数を上げるのは、ターボブーストです。 |
ウ |
演算を行う核となる部分をCPU内部に複数持ち、複数の処理を同時に実行するのは、マルチコアです。 |
エ |
複数のコンピュータのCPUを共有して、膨大な量の処理を分散して実行するのは、グリッドコンピューティングです。 |
【キーワード】
・ターボブースト
【キーワードの解説】
- ターボブースト(Turbo Boost)
複数のコアを持つマルチコアCPUで状況に応じて、CPUのクロック周波数を自動的に上げ処理性能を上げる技術です。
常にクロック周波数が上がるわけではなく、CPUの電力、電流、温度の状態が仕様上の上限に満たない状態のときに限られます。
インテルのCore i7とCore i5の一部に組み込まれています。
もっと、「ターボブースト」について調べてみよう。
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