平成30年 秋期 情報セキュリティマネジメント 午前 問18

インターネットと社内サーバの間にファイアウォールが設置されている環境で、時刻同期の通信プロトコルを用いて社内サーバの時刻をインターネット上の時刻サーバの正確な時刻に同期させる。
このとき、ファイアウォールで許可すべき時刻サーバとの間の通信プロトコルはどれか。

 ア  FTP(TCP、ポート番号21)
 イ  NTP(UDP、ポート番号123)
 ウ  SMTP(TCP、ポート番号25)
 エ  SNMP(TCP及びUDP、ポート番号161及び162)


答え ウ


解説

 ア  FTP(TCP、ポート番号21)は、ファイルの転送を行う通信プロトコルです。
 イ  NTP(UDP、ポート番号123)は、時刻同期を行う通信プロトコルです。
 ウ  SMTP(TCP、ポート番号25)は、メールの送信及び転送を行う通信プロトコルです。
 エ  SNMP(TCP及びUDP、ポート番号161及び162)は、ネットワークに接続しているルータや端末などの通信機器をネットワークを経由して監視・制御するための通信プロトコルです。


キーワード
・ファイアウォール

キーワードの解説
  • ファイアウォール(firewall)
    防火壁のことです。
    ITの分野では、組織内のネットワーク(LAN)に外部から送られてくるデータの制御を行うマシンのことをいいます。
    ファイアウォールにより、外部ネットワーク(インターネット)から不正な方法でアクセスを試みるのを防止することで、内部のネットワークの安全性を確保します。

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