情報セキュリティの物理的及び環境的セキュリティ管理策において、サーバへの電源供給が停止するリスクを低減するために使用される装置はどれか。
答え エ
【解説】
ア |
DMZ(DeMilitarized Zone)は、非武装地帯と言う意味で、イントラネットとインターネットの中間で、インターネットに公開するWebサーバなどを設置する場所を意味します。 |
イ |
IDS(Intrusion Detection System)は、ネットワークへの不正アクセスを検知するシステムです。 |
ウ |
PKI(Public Key Infrastructure、公開鍵基盤)は、公開鍵暗号方式を用いた通信で、通信を行うものの身元保証を行う仕組みです。 |
エ |
UPSは、停電が発生した場合でもシステムに代替電力を供給する装置です。 |
【キーワード】
・無停電電源装置
【キーワードの解説】
- 無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、UPS)
コンピュータシステムは突然電源が切れて(落ちて)しまうと、処理中のデータがどこまで処理できたかわからなくなってしまい、電源復旧時に処理を継続したり、元に戻したりできなくなってしまったりする。
そのため、コンピュータに無停電電源装置というシステムを停止するのに必要な時間だけ電力を供給するための装置をつけ、データの整合性を保つようにする。
無停電電源装置をつけたシステムで電源が切れた場合は、電源が切れたことに人間が気づいてシステムを停止するケースと、無停電電源装置はシステムに電源が切れたことを通知しシステムが自動的に停止するケースがある。(重要なデータを扱っているシステムでは後者を採用する。)
もっと、「UPS」について調べてみよう。
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