2019年 秋期 ITパスポート 問74

サーバ仮想化の特徴として、適切なものはどれか。

 ア  1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのようにどうさせることができるので、物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができる。
 イ  コンピュータの機能を持ったブレードを必要な数だけ筐体に差し込んでサーバを構成するので、柔軟に台数を増減することができる。
 ウ  サーバを構成するコンピュータを他のサーバと接続せずに利用するので、セキュリティを向上させることができる。
 エ  サーバを構成する複数のコンピュータが同じ処理を実行して処理結果を照合するので、信頼性を向上させることができる。


答え ア


解説

 ア  1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのようにどうさせることができるので、物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができるのは、サーバ仮想化です。
 イ  コンピュータの機能を持ったブレードを必要な数だけ筐体に差し込んでサーバを構成するので、柔軟に台数を増減することができるのは、ブレードサーバです。
 ウ  サーバを構成するコンピュータを他のサーバと接続せずに利用するので、セキュリティを向上させることができるのは、スタンドアローンです。
 エ  サーバを構成する複数のコンピュータが同じ処理を実行して処理結果を照合するので、信頼性を向上させることができるのは、デュアルシステムです。


キーワード
・サーバの仮想化と統合

キーワードの解説
  • サーバの統合と仮想化
    複数のサーバを仮想化して統合すると、CPUやディスクなどの資源を効率的に使えるようになり、サーバの台数を削減したり、サーバ上で動作するソフトウェアの本数を削減したりすることが期待できる。
    仮想化して統合するソフトウェアは、数多く出てきていて中には無償のものもある。

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