2019年 秋期 ITパスポート 問83

ファイルの階層構造に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。

階層型ファイルシステムにおいて、最上位の階層ディレクトリを  a  ディレクトリという。
ファイルの指定方法として、カレントディレクトリを基点として目的のファイルまでの全てのパスを記述する方法と、ルートディレクトリを基点として目的のファイルまでの全てのパスを記述する方法がある。
ルートディレクトリを基点としたファイルの指定方法を  b  パス指定という。

a b
カレント 絶対
カレント 相対
ルート 絶対
ルート 相対


答え ウ


解説
階層型ファイルシステムにおいて、最上位の階層ディレクトリをルートディレクトリと呼び、ルートディレクトリを基点としたファイルの指定方法を絶対パス指定と呼びます。 現在地のディレクトリをカレントディレクトリと呼び、カレントディレクトリを基点としたファイルの指定方法を相対パスと呼びます。

a b
ルート 絶対


キーワード
・ディレクトリ指定

キーワードの解説
  • ディレクトリ指定
    ファイルシステムを搭載しているコンピュータでは、ファイルをディレクトリ(フォルダ)を使って階層的に管理しているため、ファイルへのアクセスを行うためにはディレクトリの指定が必要である。
    ディレクトリの指定方法には絶対指定(絶対パス)と相対指定(相対パス)があり、
    • 絶対パスは、ディレクトリをルートから指定する方法。
    • 相対パスは、現在のディレクトリ(カレントディレクトリ)から指定する方法。
    である。

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