2019年 秋期 基本情報技術者 午前 問72

インターネットを活用した仕組みのうち、クラウドファンディングを説明したものはどれか。

 ア  Webサイトに公表されたプロジェクトの事業計画に協賛して、そのリターンとなる製品や権利の入手を期待する不特定多数の個人から小口資金を調達すること
 イ  Webサイトの閲覧者が掲載広告からリンク先のECサイトで商品を購入した場合、広告主からそのWebサイト運営者に広告報酬を支払うこと
 ウ  企業などが、委託したい業務内容を、Webサイトで不特定多数の人に告知して募集し、適任と判断した人々に当該業務を発注すること
 エ  複数のアカウント情報をあらかじめ登録しておくことによって、一度の認証で複数の金融機関の口座取引情報を一括して表示する個人向けWebサービスのこと


答え ア


解説

 ア  Webサイトに公表されたプロジェクトの事業計画に協賛して、そのリターンとなる製品や権利の入手を期待する不特定多数の個人から小口資金を調達するのは、クラウドファンディングです。
 イ  Webサイトの閲覧者が掲載広告からリンク先のECサイトで商品を購入した場合、広告主からそのWebサイト運営者に広告報酬を支払うのは、アフィリエイトです。
 ウ  企業などが、委託したい業務内容を、Webサイトで不特定多数の人に告知して募集し、適任と判断した人々に当該業務を発注するのは、クラウドソーシングです。
 エ  複数のアカウント情報をあらかじめ登録しておくことによって、一度の認証で複数の金融機関の口座取引情報を一括して表示する個人向けWebサービスは、クラウド会計です。


キーワード
・クラウドファンディング

キーワードの解説
  • クラウドファンディング(crowdfunding)
    不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことです。
    インターネット上で自分が実現したい目的や事業計画を公表し、それに協賛して資金を拠出してくれる人を募集し、投資家ではない個人を対象として広く募集することができ、小口で無理のない額から寄付できるようになっているため、小額出資を数多く得ることによる資金集めが可能となっています。

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