プロジェクトのスケジュールを短縮するために、アクティビティに割り当てる資源を増やして、アクティビティの所要期間を短縮する技法はどれか。
ア |
クラッシング |
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イ |
クリティカルチェーン法 |
ウ |
ファストトラッキング |
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エ |
モンテカルロ法 |
答え ア
【解説】
ア |
クラッシングは、メンバーの時間外勤務を増やしたり、業務内容に精通したメンバーを新たに増員したりして、スケジュールの遅延を防ぐ手法です。 |
イ |
クリティカルチェーン法は、プロジェクトの各作業の実行順序を考えたとき“作業工程上の従属関係”と“限られたリソースで発生する従属関係”を考慮したうえで、最も時間的に長くかかる作業の連鎖のことです。 |
ウ |
ファストトラッキングは、通常は順番に実行する作業を並行に進めることで全体のスケジュールを短縮を実現する手法です。 |
エ |
モンテカルロ法は、乱数を使用して、シミュレーションを行う方法で、曲線で囲まれた面積などを求めるのに使用されます。 |
【キーワード】
・クラッシング
【キーワードの解説】
- クラッシング(crashing)
プロジェクトのスケジュール短縮技法の一つで、リソースを追加することで納期の短縮をしようとすることです。
具体的には残業を増やしたり、新しく人やリソースを投入して仕事を早める方法が取られることが多いです。
ただし、トラブルにより遅延が発生している場合に人の投入を行うと、人だけ増えて問題は何も解消せず、新しく入ったメンバーの理解不足解消のための教育などでますます状況が悪化します。(ブルックスの法則)
もっと、「クラッシング」について調べてみよう。
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