プログラムx、y、zの開発を2か月以内に完了したい。
外部から調達可能な要員はA、B、Cの3名であり、開発生産性と単価が異なる、
このプログラム群を開発する最小のコストは、何千円か。
ここで、各プログラムの開発は、それぞれ1名が担当し、要員は開発生産性どおりの効率で開発できるものとする。
また、それぞれの要員は、たんとしたプログラムの開発が完了する時点までの契約とする。
| ア | 3,200 | イ | 3,400 | ウ | 3,600 | エ | 3,700 |
答え ウ
【解説】
要員ごとの1キロステップ当たりのコストを考えると
A:1,000千円/月÷2キロステップ/月 = 500千円/キロステップ
B:900千円/月÷2キロステップ/月 = 450千円/キロステップ
C:400千円/キロステップ
なので、要員の割り当ての優先度はC→B→Aになるので、各要員が担当するプログラムは開発生産性を考慮して、Bがxで2か月、Aはyとzで1か月、Cもyかzで2か月になるので、コストは
(A)1,000千円×1か月 + (B)900千円×2か月 + (C)400千円×2か月 = 3,600千円
(ウ)になる。
【キーワード】
・開発生産性
- 開発生産性
情報システムにおける生産性とは単位時間で考えた時にたくさんの設計ができることやたくさんのソースコードが書けることと考えがちですが、生産性とは経営者や顧客目線で考える必要があるので「開発した情報システムが当初の予定通りに業務に役立っているかどうか」です。
したがって、納期通りにシステムを収めることができても品質に問題があり、納品後の不具合対応でコストが発生すれば、生産性は悪化します。
もっと、「開発生産性」について調べてみよう。
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