平成18年 秋期 基本情報技術者 午前 問30

スプーリングの説明として、適切なものはどれか。

 ア  キーボードからの入力データを主記憶のキューにいったん保存しておく。
 イ  システムに投入されたジョブの実行順序を、その特性や優先順位に応じて決定する。
 ウ  通信データを直接通信相手の装置に送らず、あらかじめ登録しておいた代理の装置に送る。
 エ  プリンターなどの低速な装置への出力データをいったん高速な磁気ディスクに格納しておき、その後に目的の装置に出力する。


答え エ


解説

 ア  キーバッファのことである。
 イ  優先順位方式によるプロセス制御のことである。
 ウ  通信の中継制御のことで、中継局にはルータなどがある。わかりやすい例は郵便である。
手紙を相手に出すときはあらかじめ決められた装置(郵便ポスト)に手紙を出す。
 エ  スプーリングの説明である。プリンター出力やメール送信処理など使われている。


キーワード
・スプーリング

キーワードの解説
  • スプーリング
    スプーリングは、バッファやメモリ、ディスク上の特別な(決められた)領域の中に出力処理内容を格納しておいて、出力装置が処理を受け付けられる状態になったら、出力装置へ格納しておいたデータを送ることである。

もっと、「スプーリング」について調べてみよう。

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