クライアントサーバシステムにおけるRPCの説明として、適切なものはどれか。
ア |
遠隔地からコンピュータにアクセスしてくるユーザーが、登録済みか否かを確認する方式 |
イ |
データベースに対する一連の処理手順を一つにまとめ、クライアントから引数を渡してサーバで処理を行う方式 |
ウ |
プログラム間の通信方式の一つで、処理の一部を他のコンピュータに任せる方式 |
エ |
別の場所にあるコンピュータの磁気ディスクを共有資源として遠隔利用する方式 |
答え ウ
【解説】
ア |
利用者認証の説明である。(ログインのこと) |
イ |
オンライントランザクション(OLTP)の説明である。 |
ウ |
サーバクライアントシステムのRPCの説明である。 |
エ |
ファイルサーバの説明である。 |
【キーワード】
・クライアントサーバシステム
・RPC
【キーワードの解説】
- クライアントサーバシステム
クライアントサーバシステム(“サーバクライアントシステム”とも言われる)はサービスを受ける側(クライアント)と、サービスを提供する側(サーバ)を分けたシステムのことである。
クライアントはサーバに要求を送信し、サーバがそれに応答を返すという形で処理が進む。
インターネットもサーバクライアントで、Webブラウザ(Internet Explorerなど)がWebサーバにデータを送ってくるように要求し、Webサーバが要求されたデータを返送している。
- RPC
RPCは、Remote Procedure Call の略で遠隔手続き呼出しと訳される。
離れた場所のシステムに物事(手続き)をお願いする(呼出す)ことです。
極端な例としては、「買い物に出かけたお母さんが、途中で雨が降ってきたので、家に電話をかけて留守番をしている子供(旦那)に洗濯物を取り込んでもらう。」なども、広い意味でのRPCといえると思います。
もっと、「クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
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