三つの表“商品”、“注文”、“顧客”に対するデータ操作の記述のうち、参照制約を受けることなく実行可能な操作はどれか。
ここで、下線の実線は主キーを、破線は外部キーを表す。
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商品(商品コード, 商品名, 単位, 金額) |
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注文(注文コード, 商品コード, 注文数, 顧客コード) |
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顧客(顧客コード, 顧客名, 顧客住所) |
ア |
“顧客”表への新規レコード追加 |
イ |
“商品”表のレコード削除 |
ウ |
“商品”表のレコードの商品コードの変更 |
エ |
“注文”表への新規レコード追加 |
答え ア
【解説】
ア |
“顧客”表は他の表を参照していないので制約なく新規レコードが追加可能です。 |
イ |
“商品”表の商品コードを“注文”表が参照しているので、レコードを削除する場合、“注文”表に問題が発生しないように考慮する必要があります。 |
ウ |
“商品”表の商品コードを“注文”表が参照しているので、商品コードを変更する場合、“注文”表に問題が発生しないように考慮する必要があります。 |
エ |
“注文”表に新規レコードを追加する場合、外部キーとして参照している“商品”表の商品コードと“顧客”表の顧客コードが存在することを確認する必要があります。 |
【キーワード】
・参照制約
【キーワードの解説】
- 参照制約
データベースで表のレコードの追加や削除、変更を行うときは、他の表との参照関係について確認する必要があります。
外部キーとして他の表のデータ項目を参照する場合、レコードの追加を行うときは、外部キーが存在することを確認する必要があります。
また、外部キーとして参照されている場合、削除や変更を行うときは、参照している表に不整合が発生しないようにする必要があります。
もっと、「参照制約」について調べてみよう。
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