乱数を応用して、求める解や法則性の近似を得る手法はどれか。
ア |
クラスタ分析法 |
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イ |
指数平滑法 |
ウ |
デルファイ法 |
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エ |
モンテカルロ法 |
答え エ
【解説】
ア |
クラスタ分析法は、似通った個体あるいは変数のグループ化を行うための分析手法です。 |
イ |
指数平滑法は、時系列データを平準化する方法です。 |
ウ |
デルファイ法は、専門家がそれぞれ独自に意見を出し合い、相互参照を行って再び意見を出し合う、という作業を数回行い、意見を収斂させていく方法です。(未来予測などで使われます。) |
エ |
モンテカルロ法は乱数を使用して、シミュレーションを行う方法で、曲線で囲まれた面積などを求めるのに使用されます。 |
【キーワード】
・モンテカルロ法
【キーワードの解説】
- モンテカルロ法
今までにない問題や、解析的解決の難しい計算を、シミュレーションの回数を多くすることで、解の近似値を求める方法がモンテカルロ法である。
例えば、自由曲線で囲われた図形の面積などを求める場合、求める図形を一回り大きな四角(長方形、正方形)で囲い、その四角に中に乱数で点を何個もプロットして、プロットした点が求める図形の中か外かの個数の割合と、囲った四角の面積から、求める図形の面積の近似値を求めることができます。
(この方法で、円の面積を求め円周率を算出すると、かなりいい数字が出ます。)
もっと、「モンテカルロ法」について調べてみよう。
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