平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問75

プログラムのステップ数が多くなるほどステップ数当たりのエラー数も多くなる傾向があるように見受けられたので、データを採って調べた。
これを分析するのに最も適した図はどれか。

 ア  系統図  イ  散布図  ウ  特性要因図  エ  パレート図


答え イ


解説

 ア  系統図は、左端に最も大きな目的を書き、その右側に目的を達成するための手段を書き、さらに目的と手段の連鎖を展開して右端を最終手段である実施項目とする図であり、その実現可能性などを検討して、採用すべき実施項目の決定に使用します。
 イ  散布図を「ステップ数」と「ステップ数当たりのエラー数」を縦軸と横軸にして、調べたプログラムのデータをプロットして作成し、相関関係を調べます。
 ウ  特性要因図は、特性と要因の関係を線で結んで図にしたもので、魚の骨のような図になります。
 エ  パレート図(累積度数分布図)は、データをいくつかの項目に分類し、横軸方向に大きい順に棒グラフとして並べ、累積値を折れ線グラフで描き、主要な問題点を把握する。


キーワード
・散布図

キーワードの解説
  • 散布図
    座標上のプロットした点のばらつき具合から、二つの特性間の相関関係を判断するために使用します。
    QC七つ道具のひとつです。

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