平成18年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問20

USB2.0に関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  PCと周辺機器を接続するATA仕様をシリアル転送方式に変更したもので、磁気ディスクやCD-ROMなどの接続に採用されているシリアルインタフェースである。
 イ  音声や映像などに適したアイソクロナス転送を採用しているほか、ブロードキャスト転送などがあるシリアルインタフェースであり、FireWireとも呼ばれている。
 ウ  周辺機器とPCとの間の接続で用いられ、クロスやストレートのケーブルを使ってつなぐシリアルインタフェースである。
 エ  データ転送にアイソクロナス、バルク、インタラプトなどの転送プロトコルがあり、拡張機能として周辺機器同士が直接接続できるOn-The-Goをサポートしたシリアルインタフェースである。


答え エ


解説

 ア  シリアルATAの説明である。
 イ  IEEE 1394の説明である。
 ウ  RS-232Cの説明である。
 エ  USBの説明である。


キーワード
・USB
・アイソクロナス

キーワードの解説
  • USB(Universal Serial Bus)
    Universal(汎用)の名前の通り、コンピュータのあらゆる周辺機器(キーボード、マウス、記憶装置、ディスプレイ、プリンターなど)を接続するためのインタフェースの規格です。
    通信速度により、Low-Speed(LSモード、1.5Mbps)、Full-Speed(FSモード、12Mbps)、High-Speed(HSモード、480Mbps)の3種類があります。
  • アイソクロナス
    アイソクロナスは“等時”という意味で、優先度の高い通信用に帯域を確保して、単位時間毎にできる通信で、音声や映像などの一定量のデータを定期的に通信する場合に使用します。

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