インターネットで公開するソフトウェアにデジタル署名を添付する目的はどれか。
ア |
ソフトウェアの作成者が保守責任者であることを告知する。 |
イ |
ソフトウェアの使用を特定の利用者に制限する。 |
ウ |
ソフトウェアの著作権が署名者であることを明示する。 |
エ |
ソフトウェアの内容が改ざんされていないことを確認できるようにする。 |
答え エ
【解説】
ア |
ソフトウェアの保守責任者はマニュアルやヘルプ画面で告知します。 |
イ |
利用者の制限はライセンスキーなどで行ないます。 |
ウ |
著作権の明示はヘルプ画面などで行ないます。 |
エ |
デジタル署名で、デジタルデータ(ソフトウェア)の内容が改ざんされていないことを確認できます。 |
【キーワード】
・デジタル署名
【キーワードの解説】
- デジタル署名(digital signature)
ネットワーク(インターネット)から得られたデジタルデータ(文書)の正当性を保証するための情報です。
公開鍵暗号を使って実現されます。
データの作成者が、元のデータから得られたデータ(ハッシュ)を自分の秘密鍵で暗号化して、元のデータに添付します。
暗号化されたハッシュデータは、作成者の公開鍵でのみ復号できるので、正しく復号したハッシュデータと、受信したデータからハッシュデータを比較することで、データの正しさを確認できます。
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