通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると、平均回線待ち時間、平均伝送時間、回線利用率の関係は次の式で表すことができる。 回線利用率が0%から徐々に上がっていく場合、平均回線待ち時間が平均伝送時間より最初に長くなるのは、回線利用率が何%を超えたときか。
答え イ
【解説】 問題の式から、平均回線待ち時間が平均伝送時間より大きくなるのは、回線利用率÷(1 - 回線利用率)が1より大きくなるときである。 なわち、回線利用率÷(1 - 回線利用率) > 1に、なるときの回線利用率を求めればよい。 この式を解くと、回線利用率 > 0.5になるので、答えは50%(イ)である。
【キーワード】 ・待ち行列理論
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