答え エ
【解説】
限られたIPアドレスを有効に利用するためクラスという考え方があり、
- クラスA
IPアドレスの先頭ビットが0で、0.0.0.0〜127.255.255.255
- クラスB
IPアドレスの先頭2ビットが10で、128.0.0.0〜191.255.255.255
- クラスC
IPアドレスの先頭3ビットが110で、192.0.0.0〜223.255.255.255
- クラスD
IPアドレスの先頭4ビットが1110で、224.0.0.0〜239.255.255.255、IPマルチキャスト用
- クラスE
IPアドレスの先頭4ビットが1111で、240.0.0.0〜255.255.255.255、利用方法未定
となっています。(過去にこの内容についての出題あり。)
この、クラスA〜クラスCのアドレス中に、それぞれプライベートIPアドレスで使用する範囲が予約されていて、
- クラスA 10.0.0.0〜10.255.255.255
- クラスB 172.16.0.0〜172.31.255.255
- クラスC 192.168.0.0〜192.168.255.255
となっています。
実際にプライベートIPアドレスを使用するとき、クラスA〜Cのどれを使うかですが、特にルールはありません。ネットワークの規模に応じて適宜使います。