平成20年 秋期 ソフトウェア開発技術者 午前 問9

B木に関する記述として、適切なものはどれか。

 ア  階層の深さが同じになるように、ノードの分割と併合を行う。
 イ  キー値からある関数によって、データの格納位置を求める。
 ウ  先頭データからの順次アクセスだけが可能である。
 エ  登録簿とメンバーに分かれ、メンバーは順編成ファイルである。


答え ア


解説

 ア  B木は多分木のバランス木(平衡木)であるので、階層の深さが同じになるように、ノードの分割と併合を行います。
 イ  ハッシュテーブルの説明です。
 ウ  シーケンシャルファイル(順編成ファイル)の説明です。
 エ  区分編成ファイルの説明です。


キーワード
・B木

キーワードの解説
  • B木
    木構造のデータ構造の一つで、ブロック単位のランダムアクセスを行うハードディスク上などで利用されています。
    多くのDBMSはB木の索引を利用しています。

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